ワンオフクランクプーリーが出来るまで④

こんにちは♪

寒い日が続きますが体調は崩れていないでしょうか?

生姜で体をたためてはどうでしょう!

ここで、余分な話を一つ・・・

これは成人してからアトピー性皮膚炎で悩んでいる子から聞いたことですが、

生姜を食べると体が温かくなるというのは、人体にとって生姜は毒であり、それを体内に入れると

毒素を排出しようとして、体が温かくなるという仕組みらしいです。

知っている方が大半だとは思いますが、無知な僕は衝撃でしたね・・・

さて本題に参りましょう!!

二工程目は一工程で仕上げた部分をチャッキングして、二工程目を仕上げて行きます。

ここで大事なことを一つ。

業界では当たり前ですが、

爪(ジョー、物をつかむジグ)を一工程目に仕上がった径に合わせないといけません。

しかも、掴んだ時に径がばっちり合ってないといけないので、掴んだ状態を仮想して

爪を成形して行きます。ここでも1/100台の仕事が求められるわけですね。

ここの工程をいい加減にすると、

製品の厚み、直角度、並行度、新円度、同心度が1/100台で出なくなってしまうのです。

(上記の幾何公差を1/100台で出すには爪だけではありませんが・・・)

ばっちり爪成形が出来たら、いよいよ二工程目の切削工程に入って行きます。

画像は二工程目の完成画像です。

IMG_1125 (640x480)

Vリブドベルトの溝入れを入れる際に問題が発生してしまいました・・・

刃物と品物の干渉です。

今回は刃物をグラインダーで削り、干渉部分を逃がすことで対処できました。

一品モノですから、刃物を削っては加工確認の繰り返しでここが一番時間がかかりました。

新規で刃物をを発注すればよいのですが、工具屋に在庫がなく、

納期もかかるということでの応急処置でした。

これもまた勉強です!

それ以外は順調にいきました。

あとはキー加工(回り止めのための内径スラスト方向の溝加工)がありますが、これは外注さんにお願いしています。

そして、今回は端面に刻印を入れてほしいとのご要望もありましたので、

こんな感じに入れました。

IMG_1131 (640x480)

写真は加工後、黒染めに出し、刻印部分を白ペンキで文字入れしたものです。

黒と白のコントラストが我なら良い感じでした。

以上、4回にわたりワンオフクランクプーリーの完成までをかいてきましたが、

分かりづらいかもしれませんね(笑)

専門用語が出ますし、僕のボキャブラリーの引き出しも少ないので申し訳ないです・・・

これでご注文から完成まで、日数で4~4.5週間ほどかかります。

専用の機械、人間がいればもう少し早くできるかもしれませんが、

人も機械も専用で用意するとコストが跳ね上がりますからね・・・

クランクプーリー以外のワンオフ品の情報もどんどんアップしていきますので

今後ともよろしくお願い致します。

赤塚製作所 赤塚