前回は測定までの流れを説明しました。②ではCADCAMの作成の流れをご説明します。
(弊社では、CADをSolidWorks、CAMをSolidCAMで作成しております。)
前回手配した測定のデータがそろったら図面おこし開始です。
通常業務では、図面を頂けるので公差や位置関係など何も考えなくていいですが、ワンオフ品は現物からの測定データしかとれない上に
錆びだったり、摩耗だったり、変形だったりという要素が絡んでくるため1/100の精度で図面をおこすのはほぼ不可能です。
なので、そこは整備士の勘(一応、1級整備士免許を持っています)と本職でのノウハウをいかして、新品に近い図面をおこせるよう各部の調整をしていきます。
プーリーに関しては過去のデータ、慣れなども影響して、カンヅメで丸2日ほどで出来ます。
今回はKS-AUTOさんからの依頼品を使っていいよと言って頂けましたので
サンプル画像を公開します。
これは、DR30(R31)の所謂、鉄火面とよばれるスカイラインのクランクプーリーです。
分かる方は分かると思いますが本来は3溝中3溝Vベルト使用なんです。
しかし、KS-AUTOさんはエアコンコンプレッサーをR33用を使いたいため、
エアコンのVベルトをVリブドベルトに変更してほしいとのことでした。
なので、コンプレッサー側から採寸し、径を合わせて、ベースデータにドッキングしました。
細かい調整がかなり入りましたが、なんとか形にできたのでよかったです!
古い車を、替えられるところは新しいものにかえ、長く大事に乗るという考えは素晴らしいと思います。エコですね!
CADで図面をおこせたら、あとはCAMを使ってプロムラミングしていきます。
CAMも公開したいのは山々なんですが、ノウハウが詰まっています(かなり大袈裟ですが・・・)ので今回は伏せておきます。
別の機会に公開いたします(笑)
ちなみに、プログラミング完了まではトータル4日ほどかかります。
次回は製作過程を公開します!お楽しみ?に~
赤塚製作所 赤塚